若年性アルツハイマー病の妻と弥次喜多道中

アクセスカウンタ

zoom RSS BPSDの実態調査 1

<<   作成日時 : 2008/10/02 01:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 4

●NHK福祉ネットワーク 2008年5月29日(木)放送
シリーズ認知症(2) 生活を支える医療に向けて ーBPSDの実態調査からー
のベースになっているのが下記の調査報告書です

『認知症の「周辺症状」(BPSD)に対する医療と介護の実態調査とBPSDに対するチームアプローチ研修事業の指針策定調査報告書/財団法人 ぼけ予防協会』

「はじめに」より抜粋
BPSDを有する高齢者を診察している医師は、「BPSD医療」が必要であることを直感的に理解しているが「BPSD医療」の実態については、ほとんど把握されていない。すなわち「BPSD医療」がほぼ存在せず、BPSDを有する方と家族の緊急避難場所が用意されていないのが実情である。この背景には「BPSD医療」に関する概念の未熟さがある。たとえば介護者の負担軽減のためにBPSDを有する方を過鎮静にしてしまう様な、不適切な多剤使用が行われている事例も少なくない。しかもBPSDの医療的側面については地域において共有されておらず、その結果、連携体制も構築されていない。そもそもBPSDは生活の場において、認知症の中核症状のみの状態と比べ生活のしづらさが著しい点が特徴である。さらに、介護的な対応だけでは解決できない場合が少なくなく、その場合には、医療的介入や対応が必要であり、医療に対する期待も大きいにもかかわらず、従来行われてきた保守的な医療のフレームワークが適応できないことが大きな問題である。

■調査結果/基礎情報(患者について)
●BPSDの種類(複数回答可)
妄想 44.0%、
攻撃的言動 36.6%
睡眠障害 35.8%
幻覚 33.6%
徘徊 23.9%
抑うつ 19.4%
不安 17.9%
介護への抵抗 16.4%
・・・・・
●調査医療機関に受診するまでの前医がある場合の診療科目
精神科 33.8%
神経内科 19.5%
脳外科 9.1%
合わせると6割を超えている。
つまり前医が一般の人たちに専門医と思われていたにもかかわらず、調査医療機関に足を運んだこと自体が、日本の認知症、BPSD医療の未熟さを象徴している。

★BPSDの悪化原因として
薬剤    37.7%
身体合併  23.0%
家族・介護環境 10.7%

●12医療機関が参加し、調査対象症例134例
全てがBPSDが著しく、生活上支障が激しかった人々を対象に行った治療結果のレポートです。


★全般的評価(「上手くいった」と評価したことについてどう考えたか)
「BPSDの症状の軽減」と「生活のしづらさの軽減」共にできた 49.3%
主に「BPSDの症状の軽減」ができた 26.9%
主に「生活のしづらさの軽減」ができた 14.9%

★上記の軽減はどの程度できたか
全て解決出来た 35.1%
主に「生活のしづらさの軽減」ができた 26.1%
やや軽減できた 26.9%
わずかに軽減できた 5.2%
※93%がわずかにでも含めると軽減できた

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ

つづく

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
Cheap phentermine no prescription.
Cheap phentermine online without a prescription. Cheap phentermine no prescription. Phentermine cheap no prescription. ...続きを見る
Buy phentermine onli...
2009/06/16 20:45
Ambien online.
Ambien online. ...続きを見る
Ambien online.
2009/06/17 10:19

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
薬の副作用についても、周辺症状の悪化原因についても、体験してきた者としてうなずけることは多いです。

今までの家族は「やむを得ない」として受け入れざるを得ませんでしたが(目の前のケアだけでせいいっぱい)、これからの家族は医師と対等(もちろん納得すれば受け入れる)に話し合える知識が必要ですね。

のん太2号様がそういう時代を切り開いていかれるのでしょう。

miki
2008/10/02 21:46
mikiさんへ
ありがとうございます。
周辺症状に対する適切な医療や介護が、格差なく受けられるようにしてほしいですね。まだまだ、不適切な多剤使用が行われていますね。介護施設を利用する条件として、多剤使用で過鎮静を要求される場合もあるようです。保守的な介護専門職や医師は、家族の専門的な質問を嫌がる傾向があるのでしょうか?何のための医療・介護か目的を見失わないでほしいですね。
のんた2号
2008/10/06 00:13
今回のご意見は専門職として考えさせられるものでした。内服薬に関しては、賛否あるところです。適切に使用される様に、本人さんが受診されるときには、今の状態を隠さず、家族としての意見は主治医に話していただくようにしています。周辺症状は、認知症の方の言葉で伝えることのできないメッセージと思いなさいと聞かされたことがありますので、かかわり方に現状も伝えていただくようにしています。私は薬がいけないとは思いません。ただ処方のとき薬の説明書を渡すだけでなく先生本人の言葉として家族、本人に話してほしいと思います。 介護施設では、一人に一人の介護職員ではないため、周りの人との係わりを考えてしまいます。しかしそんな中でも周りを一番ではなく、本人を一番に考え(周りとの関係などが)うまくいくように頭を使うのが専門職として大切なことではないのかなと思います。少なくとも家族からの質問や疑問はお答えしたいですし、背伸びをしない今できるスキルの最大限で支援していきたいとスタッフには話しています。
*お話したいことがいっぱいありすぎて、支離滅裂な文章になりました。ごめんなさい*
ぷー
2008/10/10 13:13
ぷーさんへ
ありがとうございました。
きれいに話しをまとめられる程、簡単な事ではありませんね。まだまだ介護専門職と医師の関係が上手くいっていない場合もあるようですし・・・。家族会で患者の先輩方の話しを聞くと、多剤使用が目につきます。現在の介護・医療体制と介護している家族の要望でも過鎮静の方向になる場合もあるのでしょうか。関わり方で全てうまくいくとは思っていませんが、初期の段階では、家族・介護専門職・医師の対応の良し悪しで、それからの進行や周辺症状にも影響してくるのは間違いないですね。認知症も様々ですので、必ず一対一でなけれは対応出来ないことでは、ないような気がします。(素人の考えです)
ぷーさんへ、いつも接している介護専門職の方が、本人の様子を一番分っていますので、不適切なことがあれば医師にどんどん進言してください。それを嫌う医師もいらっしゃいますが、よろしくお願いします。
のんた2号
2008/10/14 01:35

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
BPSDの実態調査 1 若年性アルツハイマー病の妻と弥次喜多道中/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる