若年性アルツハイマー病の妻と弥次喜多道中

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zoom RSS アルツハイマー病を学ぶ(徘徊)3

<<   作成日時 : 2010/08/29 12:23   >>

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在宅介護されている方々は、介護環境に応じて様々な徘徊対策を講じています。家の介護環境、地域・行政の徘徊対策、地理的環境等で不本意な対応をしなければならないことも多いと思います。正しいと分かっていても出来ない厳しさがあります。
認知症患者にとって徘徊だけがリスクではありません。生きていれば様々なリスクがあり、全てを回避することは不可能です。病気の進行につれて活動範囲は狭まってきていますが、妻の願いは束縛されず可能な限り自由に外出すること。それを可能にするのは、一つの選択して認知症フレンドシップの活動と考えています。
●報告
ワークショップ 認知症になっても安心して暮らせる地域の作り方
8月3日、認知症フレンドシップクラブ(DFC)東京のキックオフイベント第2弾 
「ワークショップ 認知症になっても安心して暮らせる地域の作り方」を開催しました。

https://sites.google.com/site/tokudatakehito/home/friend/kickoff-workshop
3年前から札幌で始まっている認知症フレンドシップクラブ
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~chikiboo/friendshiptop.html
私の住む柏市でもDFCの活動に向けて地域包括・社恊(ボランテアセンター)・市民活動センター等に状況を聞きに行ってきました。地域で何も活動していませんでしたので私の知らないことばかりです。市の認知症対策と市民の活動を知ることから始めています。
ーDFCの活動に興味ある方は、ぜひご連絡くださいー

●親父の場合(アルツハイマー病)
親父の徘徊は短期間でしたが、雪が降り続いている夜に徘徊して(本人はパトロール)4〜5キロ先の他人の家の庭先に倒れていたこともあります。発見が早かったので大事に至りませんでした。それから独身の姉が家に引き取り仕事をしながらの介護を続けましたが大変苦労したようです。最期は施設で誤嚥性肺炎で亡くなりましたが、92歳で亡くなるまで歩行・摂食は自立していました。

今住んでいる大規模団地にはアルツハイマー病の診断後に、妻が自立した日常生活を少しでも長く送れるようにと引っ越してきました。この団地内に病気発症以前から利用している大型スーパーやボランテア活動をしていた友達が住んでいます。また、歩いて行ける距離にスポーツクラブもあります。
●妻の場合
去年のことですが、妻はいつも買い物をしているスーパーから想定外のことがあって混乱状態のまま自宅に帰ろうとして道を間違えて帰れなかったことがあります。その時、混乱状態の妻を他棟の方が助けてくれました。仕事から戻りお礼の挨拶に言った時、「病気なのに一人で外出させているのですか」と私は注意されました。私が全く社会資源を利用せず妻を放置して仕事に出かけていると思われたようで、管理人室からも仕事場に電話があり話しが大きくなってしまいました。一人で外出する時は、首から「私はアルツハイマー病です」カードをぶら下げています。その時もカードに書かれている私の連絡先に電話がありました。妻の場合、混乱すると残存能力も発揮できず自信も言葉も失った全く無力な存在になります。
また同じ棟の中で別の階段を上がり、家を間違うことは何度もあります。一緒に外出した時、妻を先に歩かせて後ろから付いて行くと、頻繁に間違う階段の前で立ち止まって考え込んでいます。私が泥酔して家を間違うのと同じかもしれません。現在ドアにはシールと目印の飾りが付いています。団地内とスポーツクラブでは、妻の認知症も大分浸透してきました。妻の認知症を知っている方は、妻が一人でいる時に声をかけてくれたり、声をかけなくても見守ってくれる大切なサポーターです。

●ある若年認知症の家族会で知り合ったお母さんと介護されている娘さんが、先だって遊びにきました。久し振りに会ったのですが徘徊は続いているようで、娘さんは仕事を減らして介護しています。私の家の中でも常に歩き回っています。以前のように外に出ようとして、ドアを叩いたり等の不穏な行動は薬の服用で抑えられているようです。以前より喜怒哀楽の表情と言葉が少なくなっているのが気になりましたが薬での行動抑制は紙一重の難しさを感じます。最近、週5日通っているデイから行方不明になり大分探しまわったとのことでした。お母さんが利用できる唯一残されたデイで改善要求が難しいと娘さんは言っていました。以前会った時より娘さんは大変疲れ切った表情が顔に表れていました。何か応援できることを考えたい。

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朝起きるのが遅かったので、美ヶ原の予定を那須に変更しました。
そろそろ仕事を考えないと、もう4ヶ月もぶらぶら・・・。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
認知症フレンドシップ興味があります。
認知症サポーターの養成講座を少しずつ始めましたが、講座を受けてくれる人が、本当に認知症の初歩から分かっていないのを感じます。
何とかしないと・・・と、思います。
坪井英子
URL
2010/08/29 21:33
おはようございます

徘徊の対策で、そもそも出さないようにしろと言われた事があります。
あらゆる事で制限されながら自由意思のないような生活している認知症患者を、歩きたいと意思表示している患者を閉じ込めたいとは、私は思いません。
徘徊は薬でどうこうできないもので、豊かな表情を奪い、徘徊する気力を奪う事は、一体誰のためで何のためか。
私の考えはあくまでも理想論で、結局は型通りの対応になっていますが、
できるなら、不安を和らげ寄り添い、一人で歩いていたとしても見守ってもらえる地域社会があればと思います。
のんたさん、奥様を一人にしてと怒られた事、心痛めたと思います。のんたさんと奥様の道を信じて、負けずに頑張って下さい!
シマ(´V`)
2010/09/01 08:09
坪井英子さんへ
ありがとうございます。
坪井さんの頑張りに少しは見習わないと思っていますが、元来の怠け者で・・・。
認知症の方がいらっしゃるデイなどでの実践講座も必要なんでしょうね。市の認知症講座には妻も参加して構いませんとは言ってあります。
どうなんでしょうね。
柏市で来年早々にはサポーターの募集をしてみたいですね。
地域の実情に合った認知症フレンドシップを考えています。
一度ゆくりと、ご意見、ご提案等をお聞かせください。
よろしくお願いします。
のんた2号
2010/09/01 23:41
シマさんへ
ありがとうございます。
シマさんの決断は、私なりによく理解できます。
常にタイムリーな介護を考えると、そういう決断にならざるを得ないと私も考えています。常に現在の妻の思いを大切にて、少しでも不安を軽減した日常生活を一緒に送りたいと思っています。今ならまだ、感動の世界を共有できます。2年後、3年後に仕事をセーブして一緒にいる時間を増やしても共有できる世界は、現在とは全く違うでしょうね。
何年間も妻の徘徊に付き添っていた方もいます。
認知症支援のボランテア活動等で頑張っているのも中高年の女性ですが、妻の病気を食堂やスポーツクラブで奇異の目で見るのも中高年の女性です。3〜4人集まって、ちらちらこちらを見ながらうわさ話をしている視線を感じることもあります。男性は常に無関心を装うていますね。
常に私が女房の一番の味方です。
応援していますよ!!頑張ろう!!
のんた2号
2010/09/02 00:06
若年性認知症初期認知症 疑いのある 患者本人の仲間を探しております。アリセプトを飲んでいるのですがまだ疑いがあるとお医者様に診断されているていどなので 仕事以外の活動できてます。
ひきこもりにはなりたくないので 個人的に メールグループなど作りたいと思ってます。(みなさん匿名で)グリーンシティー
greencitty6969@gmail...
URL
2010/09/10 23:27
greencitty696さんへ
ありがとうございます。
メール届いております。
返信しておきました。
一緒に考えて行きたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
のんた2号
2010/09/11 09:39

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