若年性アルツハイマー病の妻と弥次喜多道中

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zoom RSS 最近気になること。

<<   作成日時 : 2008/03/23 09:37   >>

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探してはいますが
見失っているわけじゃないのです
忘れてはいますが
自分を失くしてしまったわけではないのです

   「アルツハイマーのための新しいケア」より
        ジョアン・コーニング・コステ」著

アルツハイマー病には必ず起こる中核症状と、人によって現れ方が異なる随伴症状とがあります。随伴症状が激しければ介護の負担度は大きく変わります。
この時期に、在宅介護が困難になり施設への入所を考えますが断られるケースもあります。最近はアルツハイマー病に対する理解も深まりつつありますが、まだ誤解もあります。
●主だった随伴症状
(これらの症状は、総称して「認知症の行動・精神症状群」BPSDといわれています)
知識と経験のない誤った対応によって、進行を早める場合もありますので、下記のような症状が現れたら、直ぐに掛かり付けの専門医に相談して下さい。治療の中心は薬物療法、環境の改善、応対の工夫等々専門医と介護の両面からのアプローチでかなり改善が見込まれるようです。
1. 精神症状
  不安・焦燥・うつ状態・興奮・不眠等々
2. 人格変化
3. 幻覚・妄想
  物盗られ妄想・嫉妬妄想
4. せん妄・日没症候群
5. 徘徊
  誤認性・欲求的・反応性・衝動的・無目的・意識の変容等々
6. 食行動異常
  過食・拒食・異食(便、壁、ちり、糸くずなど)
7. 排泄行動異常
  失禁・不潔行為・便秘・弄便
8. 常同行為
9. 攻撃的行動
アルツハイマー病になると誰にでも、興奮・徘徊・暴力・異食・弄便等の症状が現れるものと考えている方もいます。
ヘルパーの資格を取るために学んでいた時も講師の方が徘徊・暴力・異食や弄便をあたかもアルツハイマー病の中核症状のように教えていました。前に読んだ若くて著名な脳科学者の書物の中に「・・・・これが進行すると、人格が崩壊し始めるんだ。・・・・・最終的には歩くこともできなくなり、廊下をうめき声をあげながら徘徊する。糞や尿は垂れ流すし、排泄物は食べてしまう。・・・・」と書いています。この程度の認識では偏見を助長するだけです。一般的ではない症状を扇情的に扱うことの危険性を専門家の方は注意して発言してもらいたい。
個人の特殊性を簡単に一般化することは危険です。正確なデータと検証が必要です。特に随伴症状は個人差が際立ちます。だから認知症の介護は難しいといえます。自分の家族の介護は、自分でマニュアルを作るしかありません。
★医療情報は、
「アルツハイマー病のすべてがわかる本」
「アルツハイマー型痴呆の診断・治療マニュアル」を参照しています。
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は、こちらには初めてコメントさせて頂きます
本当におっしゃる通りです

一昔前、私が高校生だった頃の祖父は、まさに「恍惚の人」そのものでした
不眠、徘徊、妄想、弄便、家庭不和 etc.
介護経験のある多くは、あの本を読んで
“ああ、うちと同じだ”
と共感していたのではないでしょうか?

今も昔も、痴呆症が認知症と名を変えても、病気そのものは変わりません
でも当時と異なり、今は専門家以外にもケアについて深く考えられるようになったと思います
そのことが適切なケアの広がりを生み、「一般的なアルツハイマーの症状」と呼ばれたものは、実は「一般的な症状」でも何でもなかったことに気付かされるわけです

とは言え、個別ケアが叫ばれるようになった現在でも、実はケアする人(敢えてこの言葉を使わせて貰いますね)に都合の良い枠に、ケアされる人を勝手にはめ込もうとしている実情は、まだまだあると思います

このコメントは自分への戒めでもありますね・・・
そうならないように、心あるケアとかかわりを求めて、日々勉強中でございます・・・

秋雨
2008/03/23 23:42
ありがとうございます
コメントの返事から少し外れますが、
昔々、患者としてではなく精神病院に通ったことがあります。何のデータも持ち合わせておりませんが、若年性アルツハイマー病の方がある時期の症状から強制入院させられ、薬漬けにされた方もいるのでないかと思ったりしています。
入院されていた患者の言動や表情を憶い出すことがあります。まだまだ認知症というだけで、他人の目を気にしながら、息を殺しながら生活している方もいらっしゃるようです。また、自分の家の近くに施設の車が止まると苦情を言う方もいらっしゃるし、認知症専門の施設をつくる時に住民の反対にあわれたかたもいます。
認知症は関わり方によって、良くも悪くもなります。
よろしくお願いします。
のんた2号
2008/03/24 23:16
社長が宅老所を開所しようと民家を探していた時も、それを理由に何軒も断られたそうです
私の住む地域の特養や老健などは、どこも住宅街から離れたところにあります
これから作る場合も、住民の反対のない場所に建てられるでしょう

一方で、先日見学にいらしたご家族のように“こういうデイが近所にあれば・・・”
と言って下さったる方もいらっしゃるのです

誰しも平等に年老いて行くのに、どうしてこうも大きく異なるのでしょうね

秋雨
2008/03/25 20:53
秋雨さんへ
まだまだ偏見や無理解は根強くありますね。
社長さんはエライですね。
様々ある認知症の一つの現実を知ってもらいたい。そして、決して認知症が恐怖や忌み嫌う存在ではないことを理解してもらいたくて去年から出演しているのですが・・・・。
認知症になっても地域で安心して暮らせるなんて、まだまだですね。
3月に1回目の若年認知症家族会がありました。その時も、偏見をなくす活動もしようと意見がまとまりました。4月の会合では具体的な事が話し合われます。出来る限り参加したいと思っています。
のんた2号
2008/03/26 00:37

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